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シニアがキャンピングカーでアメリカを横断 ハプニング続きの20日間、5人が6千㎞走破②


 初日に散歩に出掛けて見かけた住宅街、「何故かホットした」それは大きいには大きいが、目が飛び出すほどではなかったからであろう。住まいは一様に平屋だ。100から200坪はありそうだ。


 これがキャンピングカーを停泊させる駐車場である。アメリカには幹線道路沿いに三万ヶ所あると言われている。
 但し、旅行者だけでなく家屋を持たない・持てない人がキャンピングカーを長期に停泊させている様子があった。リーマンショックの騒ぎのなかで、購入した自宅を手放すことになり、キャンピングカーで生活する映像を見たことがある。それを思い出した。


 横断中にトンネルに遭遇しなかった。峠もなく急峻な坂道は皆無だった。片側8車線からなる高速道路と、それと並行して走る数キロにも及ぶ貨物列車。
 車幅は日本と比較して大差がないようだ。しかし、8車線が全部並走する時は壮観であるが、事故が発生したら大惨事になるだろう。
 貨物列車の長さはあきれるばかりだ。日本ではホームから列車が明らかにはみ出してしまう。


 高速道路で荒野の一本道、ハンドルを握る野塩さん曰く「これは一生、忘れないだろう。この景色は最高、運転を代わってくれ言っても代れないよ」。


 ラスベカス。人間のあらゆる趣向に応えられしる設備が整備されている。食べ物であり、衣類、演劇、その他諸々。子供から老人まで楽しめる。


 ただ、私にはそれらはカモフラージュ的であり、本質は賭博であるような気がしてならない。人間の射幸心、賭博性を、その社会的には悪しき本性を刺激した「事業」に目的があるような気がする。


 この写真は日本のあるパチンコ店である。このパチンコも人間の射幸心をいたずらに煽り立て、それを事業化しているのであろう。不健全極まりない事業で禁止すべきだと思っている。日本で最近成立した「ギャンブル法」は本質が「賭博」の事業化で好ましくない。