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シニアがキャンピングカーでアメリカを横断 ハプニング続きの20日間、5人が6千㎞走破①


 参加者による「観光地検討会」等の会議は数回開催され、熱心に話しあわれた。現地での運転についても、その都度意見が出され、大型車両をレンタルしての日本での実施となり、現地で運転を予定していた4人が習熟に励んだ。
 航空券も直接、航空会社から適正な値段で購入した。キャンピングカーのレンタルについても相見積もりをするなど、適性価格でのレンタルに努力した。一方を断る時には「辛い思い」をすることになった。「情報だけを提供させた」と批判された。相見積もりを内々にしていたこともあり、その批判は最もでもあった。


 ロサンゼルス空港着陸寸前の飛行機窓口から写した。碁盤の目のように整然とした街であった。私は常に座席を窓際に確保する事にしている。トイレに立つのには不便であるが、窓から眺める雲海が堪らなく好きである。


 レンタル手続きを済ませ、いざ、出発となる。25日に出発を予定していたが、ロサンゼルス空港が入国者で長蛇の列で、入国手続きが3時間余となり、キャンピングカーレンタル時間に間に合わなかった。やむを得ず初日はホテルに宿泊となり、翌日のレンタルとなった。
 あのロサンゼルス空港の混雑は何だったのか?これが日常とは思えない。北京空港も出入国の審査が電子化されている。我々の世代は戸惑い気味である。
 手荷物検査は年々、念入りになっている。しかし、手荷物をレザー検査する施設・レーンは以前のままで他人の荷物と混じりそうだ。


 これが20日間旅を共にした愛車である。日本の大型バスと同じ大きさだが普通車免許で運転可能だ。当初8人が乗り込む予定であったが、諸々の理由で3人のキャンセルがあり、5人で利用することになる。全員が独立したベッドを確保する事ができた。最大で8人ということで、大人だけなら5~6人での利用が望ましいと思う。トイレ、シャワーも設置されている。勿論、キッチン、冷蔵庫も。


 先ずスーパーによる。キャンピングカー内で食事をするので先ずは買い出しである。こんな時は、出番は女性である。野岡さんの指示で諸々の食品等を購入した。キャンピングカーの冷蔵庫は満杯となった。
 スーパーは地元のそれと比較すると数倍はありそうで、商品は豊富だ。


 肉は日本の半値前後。