キャンピングカーレンタルならエルモンテRV
9月21日
朝3時に起床、楽しかったキャンピングカーの生活もこの日が最後。返却のため荷物を簡単にパッキングし清掃、その後軽めの朝食。4時にベアーレイクノースRVパークを出発。
この日こんなに朝早く出発したのは理由がある。
ソルトレイクシティ郊外にある死海に次いで塩分濃度の高いというグレートソルト湖と、まるでボリビアのウユニ塩湖を思わせるような塩の平原ボンネビル・ソルトフラッツに行くためだ。
■グレートソルト湖
ソルトレイクシティ中心部から車で約30分、ソルトレイクシティの町の由来になったグレートソルト湖。もともとは巨大なボンネビル湖の一部であったが氷河期の終わりと地殻変動により陸と湖に分離し孤立湖となった。グレートソルト湖へ流れ込む川はあるが、流れ出す川はなく標高の高い場所に位置するため蒸発する量も少なった。徐々に干上がるにつれ塩分濃度が濃くなっていき、現在のグレートソルト湖となった。死海に次いで塩分濃度が高く8~25%。濃度は南と北で異なり、北側には川が流れ込んでいないため平均より湖水の塩分濃度が高くなっている。
観光客がアクセスしやすいのは湖の南に位置するマリーナ。80号線のハイウェイから降りてすぐの場所だ。広大なグレートソルト湖の展望を楽しめるとあった朝にもかかわらず、多くの観光客でにぎわっていた。しかし誰も塩湖に入ろうとしない。なぜ誰も塩湖が目の前にあるのに入ろうとしないのか。イスラエルやヨルダンに足を運ぶまでもなく、こんなに近くで浮遊体験ができるのに!というわけで早速トライ。
■ボンネビル・ソルトフラッツ
ソルトレイクシティのから約200㎞、グレートソルト湖からさらに80号線を西に車を走らせること約1時間半。徐々に真っ白な大平原が目の前に広がる。もともとはグレートソルト湖と同じボンネビル湖の一部であったが現在は干上がっており、その面積は100平方マイル(260平方キロ)にも及ぶという。その幻想的な光景から映画のロケ地としてもたびたび使われたり、スピードレースの舞台としても知られている。それよりも私達に思い起こさせるのはボリビアのウユニ塩湖。ボリビアまで行かなくとも手軽にウユニ塩湖のような絶景を楽しめるとあって、近年観光客にも人気となっている。もちろん雨が降れば鏡張りのような光景を見られることも。
ボンネビル・ソルトフラッツにてレンタカー会社に到着が遅れる旨を連絡。ソルトレイクシティまで1時間半かけて戻り、市内の給油所にてガソリンを満タンにし、キャンピングカー最後の食事、お茶漬け。排水が生じる洗い物ができないため、ティッシュなどで器を拭き、細かいゴミはガソリンスタンドで捨てた。
午後1時頃キャンピングカーを返却。6日間お世話になったキャンピングカーともここでお別れ。精算を終えたあとはキャンピングカー前で記念撮影。
呼んでもらったタクシーに乗り、この日予約していた宿へ。なおタクシー代金は到着時とは違いメーター制で約12ドル+チップ。