エボライトで初スキー

エボライトで初スキー

50代 初スベリさん

期間:―

旅行先:軽井沢(長野県)

今回の日程は、年も押し迫った12月19日夜から21日夜までの48時間。
コロナ禍の下でのレジャーということで、人と接触する可能性が著しく低いキャンピングカーツアーは悪くない選択だと思い、今回はシーズン初スキーを計画しまし
た。

   

予約したのはかねてから一度乗ってみたいと思っていたCRESSON VOYAGE EVOLITE。
この車、夏場でも電源が無いところで一晩中家庭用エアコンが使えるという優れものですから、効率の良いFFヒーターなら、さぞかし快適に夜を過ごせるのでは、と大期待。
2年後に迎える定年でのキャンピングカー購入を考え、半信半疑(正しくは不安半分、期待半分)ながら「エボライトはキャンピングカーに付き物の電源不安が本当に無いのか?」を検証する意味合いもある今回の旅。


もちろんオプションでスタッドレスタイヤもオーダー。これで雪道もなんのその。ああ、何と楽しみな週末がやってきました!

お借りした土曜日の日中はなんと千葉でゴルフ(笑)。夕方17時にエルモンテRV船橋に着き、車を乗り換えます。ここから目的地の軽井沢までは休憩しながら4時間半の運転を想定していますが、途中で眠気が来たら横になって休めるのもこれまたキャンピングカーの気楽なところです。今回泊まる先はRVパークのような電源が無い「スキー場の駐車場」。当然のように気温は氷点下で、吹きっさらし。果たして寒さは大丈夫でしょうか?

それにしても千葉の一般道はいつも混んでいますねー。やっとこさ乗った高速道路は渋滞もなく、走行車線と登坂車線を80~90kmでのんびり、のんびり。急ぎたくても急げない車の特性とこちらの旅気分が、悪くないリズムでシンクロしています。
今回は以前お借りした際に音が無かったことを後悔し、スマホにお気に入りの音楽を50曲ほどダウンロードしてきました。それをBluetoothで車のナビに飛ばし、車内は鼻歌の大宴会の様相。それにしてもofficial髭男dismのエネルギーってすごいなぁと改めて感じました。

軽井沢インターを降りてからは、ロードサイドの氷点下表示を見ながら深夜の軽井沢スノーパークへ。こちらは、有名な駅前の某ホテルスキー場より標高が高く人工雪ながら意外とサラリ、かつ駐車場無料で深夜入場可能、おまけにJAF会員だとレンタルスキーとリフトの大幅W割引と、全ての条件で迷いなく選びました。

到着してからは、
① ティファールでお湯を沸かし、②テレビを3時間見て、さて寝る準備です。ここから朝まで8時間、今日の秘密兵器は電気毛布。
③ FFヒーター全開、④電気敷毛布2枚ON、⑤加湿器ON ⑥携帯充電 さて明日、電源はどうなっているのでしょうか!?・・・お休みなさい!

ダイネットをベッド展開して寝た私は、ヒーター吹き出し口がベッド下にあったこともあり全く寒さを感じませんでしたが、後方のベッドで寝ていた家族は、「寒い、寒い」と言っていました。どうやら後方3か所のアクリル窓からの冷気(断熱不足)と、FFヒーターの吹き出し口が後方に全くないことが問題のようです。

起きてスグ、バッテリーパワーを見たら62%。全く問題ありません。それより驚いたのが、その後エンジンをかけてアイドリングしていると、見る見るうちに残量計の数字が戻っていくこと。これは素晴らしいですね。夏場のエアコンでも十分期待できる発電力だと思いました。
   

車の外は一面の銀世界。スキーでは着替えがおっくうですが、そこはキャンピングカーですから何らストレスなく、ゆっくりと着替えられました。

初スキーを楽しんだあとは、お風呂に直行。


風呂から夕食へと流れ、夜は予約してあった軽井沢高原教会のクリスマスイルミネーションを見に行きました。
くぅー綺麗だなぁー。おじさんでもちょっと気分上がりますよ、これ。

車は横川へと移動し何の不安もなくもう一泊。今夜は念のため持って行った寝袋を活用したため全員快適。帰路はすぐに高速に乗らず碓氷峠鉄道文化むらを訪ねてD51と遭遇、昼食はもうひとっ風呂浴びるために訪れた「峠の湯」で、お決まりの峠の釜めし。

   

キャンピングカーのスキー&風呂三昧。
はぁぁぁ、いい湯だなぁー。

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