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キャンピングカーで行くイエローストーン&グランドティートン ~⑧

東京都 ファイブ・スター・クラブ橋本様/30代 利用キャンピングカー:C22 

期間:2016年9月16日~9月21日 レンタル開始地/返却地:ソルトレイクシティ~ソルトレイクシティ


 

9月19日

この日はグランドティートン国立公園を目指す。その道すがら時間の関係でまだ見ていないロウアーループの見所に立ち寄るつもりだ。

朝7時前、ウエストイエローストーンのRVパークを出発。朝早く出発する理由は日中と比べて車が少なく、野生動物達が動き出す時間帯だからだ。この日はマディソンまで道中に朝靄の中、餌を探すエルクの群れを見た。その光景は動物達の楽園と呼ぶにふさわしいものだった。昇ったばかりの黄金色の朝日が地上に輝きをもたらし、しんとしたまだ冷たさが残る中、マディソン川からはもやが立ち上がる。その中をゆっくりエルクが歩く姿は自然そのものだ。ここは動物たちのサンクチュアリなのだから「このまま」でなくてはならない。「自然が自然なままであること」、何事もないような言葉だが、これほど尊いものが他にあるのだろうか、ということを思った。

夜明けのイエローストーンの光景に感動したあとはミッドガイザーベイスンへ。

■ミッドガイザーベイスン

アッパーガイザーベイスンに続き、ミッドガイザーベイスンも逃せないポイントだ。ミッドガイザーベイスンに訪れる目的はただ一つ、直径113m・深さ48mに及ぶ全米最大の熱水泉、グランド・プリズマティック・スプリングのためである。まるでモーニンググローリープールを巨大化したような印象的な虹色の色彩。中央部からは70℃もの高温の温泉が湧きだし透き通るような美しい青色、周縁部は泉を縁取るように緑から黄色、オレンジへと強烈なコントラストを放っている。そのあまりの大きさと立ち上がる湯気で、近くの遊歩道からはその全景は確認できない。すぐ南の小高い丘がグランド・プリズマティック・スプリングの全景を見渡せるビューポイントになっているので是非訪れよう。

 

 

 

ミッドガイザーベイスンを後にして、車をグランドティートン方面へと走らせる。休憩がてらに立ち寄ったのがウエストサム。

 

 

 

 

 

 

■ウエストサム
手のひらのような形をしたイエローストーンレイクの親指の付け根の位置にあたることから名づけられたウエストサム。ウエストサムでは熱水泉越しにイエローストーンレイクが見渡せるという不思議な光景を楽しめる。石灰がカップ状に堆積したような湖底から吹き出す間欠泉もあり、昔釣り人が釣り上げた魚をこの中に入れてその場で食べたそうだ。

 

 

 

 

イエローストーンを抜けてグランドティートン国立公園へ。イエローストーンの国立公園を出たとしても風光明媚な光景は途切れることがない。グランドティートンへ差し掛かるとすっかり秋らしい景色へとかわっていった。途中、ジャクソンレイク沿いのレストランの駐車場で昼食。レストランはすでに休業していたが、ちょうどいいベンチがあったので車の中でサンドイッチを作ってベンチで食べた。ジャクソンレイク越しに見える雄大なマウントモラン。いつものランチがさらに美味しく感じられる。

   

   

 

 

 

 

 

ランチのあとはコルターベイというグランドティートン国立公園の起点となるようなエリアに立ち寄る。ここはRVパークやテントサイトに売店、湖畔沿いのトレイルがあったり、夏にはクルーズツアーの出発地にもなる。ここに車を停めてしばらく散歩。興味本位でRVパークを覗いてみると、お昼を少し過ぎたくらいの時間だったがすでに満車。こんなに素晴らしい立地だからそれも当然か。コルターベイを後にして、ジャクソンホールハイウェイを走る。

「キャンピングカーで行くイエローストーン&グランドティートン~⑨に続く

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